エアコンのない特別教室「サウナのよう…」 

エアコンのない特別教室「サウナのよう…」 猛暑で広島市内の学校現場ため息 低い設置率
というヤフーニュース。

子供たちにそんな酷い、という論調。ネットニュースの切り取り見出し。始球式ノーバンで、と同じ。
よく見れば特別教室、理科室や家庭科室のことだろう。もちろんあるに越したことはないが、近代的な市庁舎やホール、選挙の掲示板などにお金を使っちゃっているから、理科室や家庭科室なんてどうでもいいと思われている。さらに普通教室はエアコンがあるそうで、そこで大半を過ごしているわけで、実は少しは汗をかけよといいたいくらいだ。
さらに、そもそも理科室なんてそんなにしょっちゅう使えない。基本的に週1回。さらに7月の18日には大掃除、19日は終業式、9月の1週目もほぼ使わない。学校によっては9月に運動会もある。特別教室でエアコンが必要なのはほんの数週間なんだ。あるに越したことはないが、無駄は無駄だね。

都内の高校で激辛スナックで14人が救急搬送
というニュース。テレビてもやってた。

私から見ると微笑ましいニュースである。若者、それも中高生がやっちゃいやすい大失敗である。テレビも悪い。罰ゲームなどで何千円もする激辛料理を食べさせて多くのタレントが一口食べてゲホゲホ吐き出して、もうこの高級料理はどこかへ行ってしまう。スタッフで美味しくいただきましたもないだろう。ただゲラゲラ笑うためのくだりである。
アホな中高生はそれを真似したいだけ、私だって教室で誘われれば挑戦しただろう。
話はここから、激辛スナックを食べた高校生たちはゲホゲホむせたり、口や喉がヒリヒリしたに違いない。激辛というのはそういうものだ。それを「具合が悪い」と訴えて救急車を呼んでもらった。バカを公開するようなものなんだけど、今の若者の悪いところは恥ずかしいという気持ちがない。前髪の長さとかリボンの結び方とかには猛烈なこだわりと恥ずかしさがあるようだが、太くて短い足を露出する短いスカートをはくことは平気なんだよねえ。恥ずかしいの意味が基準が社会と切り離されたところにある。
幼稚園や小学校の教員はかなり一所懸命に常識を教えているはずなんだけど、どうも途中から教科書通りマニュアル通りが教える本質だと勘違いをするようになる。それでも大半が教えを守って卒業していくのだけど、何割かはドロップアウトしてこんなニュースの主役になってしまう。
もう少し経つと遊泳禁止の海や川に飛び込んで溺れたり、富士山の8合目あたりで迷惑をかけることになる。
今回は微笑ましい話だが、いずれどうでもいいことに命をかけたり、何年を刑務所で過ごすようになると若者特有とも言えなくなる。