韓国ハロウィーン事故

大変な事故が起きた。
第一報を半分寝ていた私は「ついに渋谷で」と思った。
渋谷を連想した人は少なくないだろう。
日本の警察や行政は進化していて、事故やパニックが起こりうるだろうという想定で警官などを多数配置して規制を行うし、酒類の販売・路上飲酒などを条例で規制している。それでも小さい事件事故は起きるが多数の命と引換えるほどではない。大したものである。
韓国の事故を他山の石とすることが大切である。
韓国の事故の現場に集まった若者は10万人と聞いた。渋谷に集まる人も似たようなものだろうか。人混みが大好きな寂しがり屋の若者がこれだけいるということか。違う見方をすればこれしかいないとみるべきか。
ネットやSNSが進化して、スマホは寂しがり屋の若者の合法麻薬となり、今やスマホはポケットに入れる時代ではなく常に手に握りしめる時代になった。裏を返せばああやって意味もなく都会に集まる若者は時代に取り残されたアナログ部分が大きい人種なのかもしれない。人肌の熱気を感じたい人たちなのか。スポーツ応援やフェスマニアもそういったアナログ部分を大切にする人。
私は人混みが嫌いなアナログ人間なので上記の人達と違うところに住んでいる人種だが。(笑)

昨日のニュースで「円安不況・物価高でフードバンクの寄付が減少」というのを見た。
いろいろな事情で必要としている人に食べ物をあげるという慈善事業らしい。
企業などからの寄付で成り立っているそうだが、この不況で減少しているという。基本的に1%か0.1%程度のブルジョワジー以外の人は物価高で苦しい思いをしているわけで、貧困に苦しんでいる人と同等だ。慈善事業にも限界があるわけで一緒に苦しむしかない。
しかしである。総理大臣は「総合経済対策」の財源の第2次補正予算案、総額約29兆1000億円というではないか。
そのうちの数百万円でフードバンクと貧困で苦しんでいる人は助けられるのだが、そういうところへはこの29兆円はいかないらしい。逆に儲かっていてたくさん電気や燃料を使っている優良企業にはその分たくさんの対策予算が振り分けられるわけで。ある意味当たり前のことだが政府は金持ちのことが最優先である。私らは4万5千円もらってどうしろというのか。(実際はもらうのではなく電気代などが安くなるだけらしいが)
ちなみにこの予算は全てが借金、全て今の子供達や若者に丸投げである。これから日本経済や年金を支える子供や若者にもっと支援すべきなのに、その真逆の政策を続けている。若者の投票率は低いままだし、与野党の国会議員や地方議員を見ても若い有能な議員があまりにも少ない。
借金まみれの政府に殆どの国民は日本の未来を託していないし希望も持っていない。(と思う)