月9、元彼の遺言状

撮りためていたビデオをこの連休で一気に見た。
人気のある綾瀬はるか大泉洋のダブル主演、ミステリー、月9と人気の要素を持っているはずだが。
ミステリーとして
他のコメントでも多く書かれていることだが、基本的に薄っぺらで全てが解決したときの説明が薄いのである。つまらない伏線映像を差し込みなんとなく解決できた風になっているが、そこになぜどうしての動機や葛藤がない。みんな単純な犯人ばかりである。脚本を三谷に書かせたら数字が取れただろう。
謎の男
大泉洋が演じていたのが個人データのない男。最後の方で殺人事件を起こして逃げていると言うが。こちらも、性格や行動がなんとなくいいとこ取りで不都合なところは「まあまあ」という感じで進んでいく。
豪華な演者
21時のドラマだけあってまあまあわかりやすいストーリーにわかりやすいキャラ設定。子供用の漫画を読んでいるようだ。
いいところもある
舞台の小さな法律事務所、綾瀬はるかが必死に大口の契約を取ろうとするのだが、実績が結局探偵事務所と間違われるという面白さがある。有能な探偵が法律の専門知識を持っていたら、という設定は面白い。また大泉がクラシックな推理小説を引用するのもいいではないか。

さらに綾瀬はるかは可愛すぎて「美魔女」の様相である。

というわけで☆☆☆