KAZU1 今日のニュース

昨日、サルベージ船が海面近くまで引き上げたというニュース。
さすが政府とズブズブのプロ集団である。きっちり仕事をしてくれた。
と、思っていたら今日のニュース。ワイヤーが外れたかで海底に落っことしてしまったという。弘法にも筆の誤りといえばいいのか。彼らからすれば95%仕事が終わったところでの大失敗である。テレビで船体が見えるまでに引き上げたのを報道されたのが良くなかったか。
今のところ血税数億円をこの会社に投入しているのだけどね。失敗しても成功報酬は受け取れるのかね。
さらによくあることで落とした海底は200m近いという。さらに仕事を難しくしてしまった。
2つの見方がある。あともう少しというところで気を抜いてはいけないという忠告、もう一つはわざと失敗してテレビに映っている時間を長くしたかったという営業的な理由か。

もう一つ
この観光船は前歴があり2000年前後までは瀬戸内海で使っていたと言う。そもそもが外洋で使うことを想定していなかった。さらに、建造されてから40年という。エンジンを含む老朽化が原因に関与しているという。
そこそこ安い温泉ホテル、部屋に入ってみたら畳も柱もすり減っている。築40年?、バブル以前に建てられたかと思われる。部屋のトイレもタイルなどが年代を感じる。昔は和式のトイレだったのかな。古いホテルは古さに文句を言わなければ大きな問題はない。が、ひとたび火災などが起きれば過去の悲惨なホテル火災事件を思い出す。どんなに高級でも古くて安全対策をとっていなければアウトなんだな。ただし、それがわかるのは命にかかわる事故が起きてからだ。
今回の知床遊覧船事故を予見することはほぼ不可能。可能性は数百万分の1だが、黒焦げの死体やロシアに水死体が流れて行きたくなければ旅行などしない方がいい。そもそもかわいい子には旅をさせよ、という旅は危険がいっぱいという意味なのだ。旅とは命をかけた冒険でもある。山や海に出かける旅行は冒険と同じ意味だ。