現金一括給付、きょう中にも

バカを絵に描いたような成り行きである。
クーポンにするにはいろいろな理由があってと有る事無い事つらつら並べていたが、結局無駄ではないかの世論に押されて「現金一括給付」となったわけだ。今までのやんどころない事情とやらは何だったのか。政治不信、役人不信になるのも仕方ない。
強いて言えばだが、今回の首相と政権の判断は意外と速い。空港検疫にしても渡航手続きにしても現金一括給付にしてもスカッと方針を出している。もしくは変えている。
総裁選挙のときに公約していた「国民の声を聞く」というのはまんざら大嘘でもない。現金給付にしても与党の公明党の公約ゆえ仕方なくという一面があった。流石に無駄だからとバッサリ切り捨てるほどの大物ではなかったが、それなりに対応していると思う。
さらに強いて言えば、われわれ子供のいない家庭にはなんの関係もなく、支払った血税をぶんどられて誰かの口座に振り込まれるという、実は腹立たしい話なんだな。さらにクーポンで900億円と聞いたらそりゃ怒るわな。世の中、子供のいる世帯ばかりじゃないのだよ。