台風の土曜日


関東地方は大雨警報が出ている。朝からザーザーと雨が降っている。
嫁さんは今日もコロナのために出勤した。医療関係者にはまだまだコロナ禍である。
私は午前に散歩がてらいつもの整骨院で背中や肩を見てもらった。
ストレッチや運動をするように言われた。
傘をさして長靴を履いていたがシャツやズボンはかなり濡れていた。
今日の運動は整骨院の往復1キロちょっとの散歩でおしまい。ネットでフライトレーダーと航空無線を楽しんだ。台風とは言ってもそれほどの風雨ではない。欠航が出ているのは客が少ないからだろうか。
南風荒天ルートでアプローチしている。いつもと違うのは伊豆大島の北側を通って降下しているくらいかな。

台風とは言っても中心気圧は990程度、最大風速も30m/sと言っているがそこまでは吹いていない。関東地方は大雨なんだけど時間雨量は10mm程度。台風と低気圧の違いの説明は他に譲るとして、南岸低気圧程度の強さである。昨日からNHKではこの世の終わりのような報道を続けている。携帯電話の充電だの土のうだのと注意を促しているが。
危機管理は大切なことだが行き過ぎるとマイナスの効果になる。それもリアルタイムのマイナスではなく何年か先のマイナスだから怖い。
実際、関東各地に大雨警報が出されている。確かに沢山降っているのだけど、身の危険を感じるほどの大雨か??
実際、小中高校では大雨警報では普通授業だそうだ。すでに警報の意義がないのである。
以前にもここで書いたが、過去の気象災害の経験の積み重ねで今の都市はそこそこ気象災害に強い構造になっている。
おおまかに言えば伊勢湾台風以降、関東ならキャサリン台風以降、大都市での大規模気象災害は皆無なのである。最近では目黒川や神田川という中小河川の災害もない。東京周辺では30mm程度の雨では災害は起きなくなっている。それを気象庁は何十年も前の規格で警報を出しているわけだ。
避難勧告や避難指示というわけのわからない用語が廃止されたのもつい最近である。