沖縄首里城が火災で焼け落ちたというニュース。
朝のテレビで見てびっくりした。
調べてみると、1945年米軍の攻撃で破壊。
戦争後大学の校舎が建っていたが、移転に伴って再建計画。
1990年代に再建、現在に至る。
テレビニュースやネットでは、沖縄の象徴がなぜ、というのがキーワード。
個人的にも沖縄好きで、このブログを遡って見ていただいてもかなりの回数沖縄ネタ。
そんな沖縄好きの私があえて苦言を言いたい。
だから首里城は焼け落ちた。
沖縄は素晴らしい土地柄、住んでいる人もおおらかな性格。
しかしである。
悪く言えば、多くの沖縄の人はおおらかすぎて、寛容すぎて
他人にも自分にも多くを求めない。
つまり向上心が乏しく勉強が嫌いである。
沖縄の学力や進学率は常に全国ワーストである。
さらに振興予算、基地関連予算が沖縄に落ちてきた。
さらに素晴らしい土地柄ゆえ観光客も増大。
若い頃に勉強しないのにお金に困らない状況に。
観光の目玉として首里城は欠かせない。
バブル景気に乗っかってやっつけで作ったと想像できる。
台風の備えは必要だっただろうが、それ以上は考えていなかったと想像できる。
沖縄人は首里城を沖縄の象徴とは思っていただろうけど
だから大切に守ろうとは思っていなかったようだ。
というわけで、象徴は数時間で焼け落ちてしまった。
昭和20年代の国宝金閣寺の焼失は話題になったし小説にもなったが
それは室町時代の金閣寺だったから、さらに放火だったからと言い訳ができる。
しかしながら平成に入ってからの建築、ある意味最新の技術で作られたはずの首里城。
それがまるでたき火のように焼け落ちるというのはいかがなものか。
沖縄人の象徴はかくも安物だったということ。
沖縄人はおおらかだから、で許される話でも無かろう。