萩原健一

萩原健一が死んだというニュース。
テレビは朝からショーケンの人生を何度もプレイバックしていた。
私の世代はグループサウンズではない。
歌をやめて俳優として人気が出たのは太陽にほえろ!
私はこのときも小学生で熱狂していたわけではない。
小学生か中学生になったかの頃に傷だらけの天使を見ていた。
本放送か再放送かも覚えていないが、衝撃を受けた。
キャラクターもストーリーもぶっ飛んでいたよね。
それがいつの間にかタレント萩原健一と線引が曖昧になり
私生活でも役柄に似たぶっ飛んだ事件を起こしていた。
同世代の中村雅俊と正反対のキャラクターだったね。
残念なことに、奇才萩原健一の全盛期は長く続かず
私が思春期を超えた頃には水谷豊の時代になっていた。
良い意味でも悪い意味でも萩原健一が輝いていたのは10年ぐらいだった。
彼はカメラの前では豪快な性格を演じていたが
後の事件などを見ると、ガラスの心を持った気弱な若者だったのではないか。
ときおり見せる気弱な演技が本当の彼だったのかもしれない。
もう一つ
テレ東 低迷「歯止めきかず」というニュース。
先日の「池の水を全部抜く」は人気企画だったが
先日の放送は6%台だったとのこと。
この番組は好きで録画してじっくり見ているのだけど。
低迷の理由がわかってきた。
場所が変わるだけで内容がほぼ同じなんだな。
出てくる生き物の種類もほぼ同じだし
外来種か在来種の説明も同じ。(に決まっている)
裏でNHKのブループラネットをやっていた。
4Kの画質と圧倒的な取材力、テレ東に真似しろというのも可愛そうだ。
サザエさんの裏のモヤモヤにしても、面白いけどいつも同じ感じだし。
出川の充電もそろそろあきてきたし。
面白いコンテンツを持っていても、ずっと同じでは低迷しちゃう。
低迷とは言っても、これだけ面白い企画を作ってきたのだから。