エアファイターコレクション、A10


今日は年老いた母親を連れて市内のスーパーへ。
お彼岸が来週に迫り、近辺の大きな墓苑、霊園へのクルマが多くあちこちで渋滞している。
おかげでスーパーは空いていたが。
その中の書店でうっかりこの模型の書籍を見つけてしまった。
A10である。
そもそもがファイターではない。アタッカーである。
さらに最新鋭でもない。
1970年代の機体である。
この時代はいい時代で、トムキャットは70年代中盤には配備が始まっていたが
イーグルはこれからという時。
ハリアーやF16は生まれたて、FA18はまだイラストの頃。
そんな時代に生まれたのがA10だった。
Aがつく機体は基本的に戦闘機の派生型みたいな考え、スタイルだったが
A10は地上攻撃専門という位置づけ。
主翼はデルタではなくプロペラ機のように真横に伸びている。
低空での作戦が中心と設計されたそうだ。
エンジンはどちらかと言えば旅客機のような形状、付き方。
新しい概念の軍用機だ。
さらに、このあとは地上攻撃は戦闘機と戦闘ヘリが担うこととなり
Aのつく機体はこれ以降作られなくなった。
(もしあったらごめんなさい)
さらに1977年ごろだと記憶していたが
航空ショーで華々しくデモフライトをしている最中に墜落事故を起こした。
あんな戦車みたいな機体で宙返りのようなデモフライトをしたらしい。
不格好でスピードも遅いA10に興味はなかったが
いい歳になってからこの機体の魅力がわかってきた。
ノーズに見える30mm機関砲がチャームポイント。(笑)