銀行員が妻を殺したそうである。
我が家の夫婦仲は比較的良い方だが(今のところ)
それでもたまには「そんなに嫌なら出て行け」と怒鳴ることもある。
「そういうあんたが出ていけばいいでしょ」と当然なる。
「ばかやろう、お前の実家は今でもお前の部屋がきれいな状態で保存されているが、
俺の実家はゴミ屋敷で、居場所も寝る場所もない、お前が出ていくべきだ。」
などと、どちらの実家が住みやすいかなどと議論している間に沈静化する。
犬も食わない話は置いといて
夫が妻を絞め殺したそうだ。
ワイドショーでのポイントは殺したことではなくて
死体遺棄を夫の母親と実家で行ったということだ。
俗に言うマザコン、冬彦さん、親離れ子離れできない、ということだな。
そういう人生だから簡単に妻を絞め殺したということも言えなくもない。
かくいう私の親は放任主義ではあるが口うるさい。
基本的に放任主義なんだけど私のできの悪さにうるさく言うしかなかったのだろう。
さらに私の反抗反発、さらに冒険旅行や転職やバイク事故や怪我などで
40歳ぐらいまでの人生の前半は、親に心配をかけて迷惑をかけて
ごめんなさい、すみませんでした、と頭を下げたことが何度もある。
警察に捕まるようなことはしなかったが、それ以下のことはそこそこあった。
そういうときは、母親はある程度ヒステリックに怒ったこともあったが
たいていは両親とも冷静で「自分のことは自分でなんとかしろ、
どうしてもうまく行かなくなったときは報告相談しろ」と言われた。
何度か転職、低所得でへろへろの私が一戸建てに住み、ちょっといいクルマに乗っているのは
両親と嫁さんのおかげであることは言うまでもない。
つまり人を殺してしまった場合、私は親にも妻にも相談できず
一人で埋めるか、素直に自首をするしかない。
今回の柏の事件では犯人はその選択肢がなかったことが不幸だったのだ。
もう一つ
被害者の妻、ちょっと目が釣り上がっていてきつそうな感じだ。
さらに、東女卒、銀行員、寿退社後は東大の事務員という才女である。
うちの嫁さんはそこまでの学歴はないが近いものがある。
こういう状況では基本的に尻に敷かれるという立ち位置のほうがうまくいくよね。
えっ?、才女じゃなくても尻に敷かれるべきなのか?!。
話はずれるが
最近話題に出なくなった和歌山で殺された資産家の爺さん。
20代の若い嫁さんの尻に敷かれていれば長生きできたかもね。