謝罪

残りのトキオのメンバーは誰も悪いことはしていないのだけど謝罪したそうだ。
昨日の夕刻の番組でクレーマーについて実例で紹介していた。
現場の店員や企業の担当は謝罪するのである。
誰にでも失敗や失言はあるものなのだけど、許さないという風潮。
それも許さないといっているのは、全然関係ない人かチンピラ上がりのクレーマー
謝罪のしかたがいいの悪いのとマスコミが面白がっている。
受け取る一般人もくだらねーと知らん顔するかと思いきや、喜んで見ている。
去年だったか、芸人宮迫の騒動は楽しく見させていただいたが。
誰かが叩かれる、謝るというのを見聞きするのが大好きなんだな。
日本人の美徳は、国際的な事件があったとしても
相手の国の国旗を燃やしたりはしない。
相手の人格やプライドを大切にする。
これは過去の大戦で他国の人の命だけではなく
日本人の命まで軽んじた経験からなんだろうか。
それが最近は議員、公務員、芸能人などの公人の失敗を許さない風潮だ。
悪事は許さなくていいが、失敗はしかたが無いことも多々ある。
アラヒフ以上のそれなりに責任のあるお仕事をしているなら叩かれても文句も言えないが
未熟もの、若者も「失敗するな」と強く要求される。
失敗しながら成長する、なんていうのは昭和の話なのか。
最近の若者を『指示待ち』とか『マニュアル人間』などと言う人もいるが
そんな社会にしたのは誰なんだ。
学校でも、役所でも、お店でも、企業でも、クレーマーがのさばっているのは
誰のせいなのか、検証すべきだろうな。
ニュースを見ていて個人を叩くようなネタになったらチャンネルを変える。
違う局も同じネタならテレビを消す。
かくしてまたテレビ離れが進んだわけだ。