年賀はがき「値上げすべきだった」 販売減少むしろ加速

通常のはがきより10円安いお得感を打ち出したにもかかわらず、販売減少はむしろ加速。
というニュース。
頭の固い公務員気分が抜けない日本郵便
既得権益と保身しか頭にないお役人が出した答えのようだ。
この時代に年賀はがきが右肩上がりで売れるわけがないだろう。
発想の出発点がずれてる。
さらに面白いのが、日本郵便にきたクレーム。
「2種類の料金はわかりにくい」
「10円切手を貼るのは面倒だ」
もうまさにクレーマーだな。
安くしてもらったのに、わかりにくい。
切手を貼るのは面倒というのは、年賀状を8日以降に出そうとしているのか。
クレーマーの相手はどうでもいいが。
ショートメールで3円、Eメールは0.3円という時代に62円はなんとも。
それなりに書く、投函、さらに郵便屋さんの人の手を介して配達されるわけで。
その価値を求めている人たちのための年賀状になっている。
一種の贅沢品なわけだ。
それをただはがきを印刷して売るだけで大儲けできるわけがない。
ウインドウズ98から時代は変わっていることに20年たってもわかっていない。
それを52円か62円かに執着しているのだから。
62円にすればさらに売上はダウン、値上げ分での回収は難しいだろう。
もっと問題なのはさらに年賀状離れが進むということだ。