若者の車離れ、酒離れ、恋愛離れ

早朝、トイレで仕方なく起きる。
すでに朝日が差し込んでいた。
ちらっと外を見て驚いた。
畑もクルマも真っ白。
もちろん雪ではない、霜だ。
そう言えばめざましテレビでも台場で1度とか言っていたような。
郊外は氷点下だな。
再び布団にもぐって9時まで寝ていたのはいつもの休日。
さて、本題
ネタがないときのネットニュースネタ。
若者の…となるわけだが。
専門家の解決策を見てコケそうになった。
「賃金を上げる、残業時間を減らす」だそうだ。
おいおい、となるのは私だけではないだろう。
レビントレノが全盛期の昭和の頃。
若者はそんなに高給だったか、残業など無かったか。
答えはノーだろ。
新車が買えないからフェアレディZの中古車を購入したのは私。
初任給16万、手取り11万。
当時フェアレディZは安いグレードでも250万。
7年落ち中古で120万円だったっけ。
クルマ離れは賃金の問題ではないだろ。
理由は簡単だが、アナリストたちは絶対に口にしないことが原因。
スマホとゲームだろうな。
ガラケーでネットができるようになってから、
中学生以上の子供のお小遣いの使いみちは携帯料金になった。
学割などと言われているが、割引したとしても本体の割賦を含めれば月7000円ぐらい。
年間で10万円近い。
中高生にお金をためてバイクを買うなんて感覚は皆無だ。
毎月の支払いに追われる。
そのように育った青年が急にいいクルマに乗りたいなどと思わなくなる。
業界も若者にアピールするようなクルマなど売れないから作らないし。
ところが、今となっては基幹産業の携帯産業を批判することなどできない。
みんなで「便利だ」「素晴らしい性能」「綺麗だ」などと褒めちぎるだけ。
勝手な推定だが、多分一人一台としても1億台。一人で10万円使うとすれば
1億✖10万で10兆円産業。
スマホが悪いなど天に唾するようなことは口にできない。