JR西、新たな長距離列車導入

二匹目のドジョウの典型パターンである。
金の成る木となれば、それはそれ、
営利追求企業としては黙っていられないわけで。
俗に言う庶民は「豪華」という言葉に弱いのである。
ちょっとぐらいおカネがかかっても、乗ってみたいのである。
寝台なんかB寝台で十分、どうせ寝てしまえば豪華もへったくれもない。
日本人が大好きな豪華な食事といえば『フレンチ』
それが食べられれば大満足なわけで。
普通に24系や14系の客車でも良かったのである。
その程度で5万10万取れるとなれば、黙ってはいられない。
というわけで、二匹目のドジョウとなったわけだ。
ここでのポイントは、対象は鉄道マニアではない。
豪華とか高級という言葉に憧れている庶民が対象なんだな。
誤解のないように言っておくが、
これは正しい考え方だ。
鉄道マニアを相手にしていては鉄道会社はたち行かなくなる。
ちょっと景色が良くて、ちょっと美味しいものを食べさせれば
お客は大満足なのである。
それも、ちょっとお高いのでは??という値段設定のほうがより良い。
庶民はちょっとお高いということに価値を見出すのである。
ビトンやプラダのバッグをありがたがる人たちを対象としている。
価値などわからないから、値段で決めているのである。