ぽっぽや

寒い日には寒い映画を見ようとチョイスしたのが「ぽっぽや」
高倉健の晩年の名作である。
寒い北海道の冬が舞台でありテーマでもある。
昭和の香りがプンプン、逆に古さを感じさせない。
さらに広末涼子の一番彼女らしい役と演技である。
さらに当時にすでに珍しかったキハ12がキュートである。
撮影が1998年ぐらい。この時期にキハ12はあったのかな。
さらにキハ12にしては随分ズングリしている。
調べてみたら驚いた。
キハ40だったんだと。
映画ように12に似せて前照灯や運転席窓を改造したそうだ。
どおりで違和感があったわけだ。
寒い映画と書いたが見終わったあとは心がちょっと暖かくなる。
アニメ映画が大変人気があるが、日本映画の良さはこの映画のあたりにあるのではないか。