捨てられてしまう「食品ロス」削減の一環として、とある。
馬鹿みたいにばらまくのもロスではないのか。
ポイントが2つある。
1つは、この非常食なるものを行政が備蓄するというのはいかがなものか。
もし、災害が起きたとすればみんながクラッカーを食え、ということなのか。
基本的に災害が起きて備蓄している非常食をどのように入手するのか。
3.11のときも東京近郊は何の災害もなかったが都市機能は麻痺してしまった。
備蓄しているクラッカーなど実は役に立たない。
備蓄は町会単位、家庭単位でしか役に立たない。
その備蓄にかかるおカネをとっておいて、いざというときには
スーパーやコンビニの食品を買い上げればいい。
そのほうがよほど現実的なんだけど、行政は備蓄食品を購入するところに価値を見出す。
つまり利権がここでも生きているんだな。
予算をとっておくことはできないから、ひたすら買い続けるわけで。
それを食品ロス云々というからバカにしている。
お前たちがロスなんだよ。
もう1つ
備蓄食品をばらまくという。
バラマキを批判するというのは聞いたことがあるが
まさか文字通りのバラマキとはね。
あんな備蓄食料などおいしくない。
バカが並んでもらうだろうけど、どうせ半分食べて捨ててしまうことだろう。
ここは一つ有意義に使うことにしよう。
生活保護受給者に直接買い取ってもらうことだ。
つまり現物支給。
これで血税が少しは節約できるのではないか。
食品ロスは税金ロスなのである。
役所の連中はそれがわかっていない。
備蓄食料は役所や学校、マンションや公民館など3.11以降莫大な市場となっている。
賞味期限が近づけば同様のバラマキは各所で起こっている。
食べ物をムダにするのは悪いことだ。
考え方を変えないと血税の無駄遣いは止まらない。