札幌市で多くの子どもたちが温かい給食を食べられなくなっており、
その数が31日、1万人を超えた。
市内の小中学校の給食調理室の一部から、発がん性物質のアスベストが見つかった。
というニュース。
その間、給食は休みではなくて、食パンとマーガリンと牛乳だと言う。
問題はそこなんだな。
給食センターありきの学校給食。
さらに、パンと牛乳ありき。
こちらは業者との癒着だ。
あんな品質の悪いパンや牛乳をスーパーには並べられないだろう。
(あくまでも私の主観だが、数年前に子供の給食を見学したことがある)
さらに、無いならないで地元の仕出し弁当などに頼めば良い。
もしくは、お金を返して保護者の弁当にするか。
そもそも、給食センターの事案は子供たちが責任を負うものではない。
とにかく役所は一番ダメな方法を選択している。
学校が良くなるわけないよなあ。
前にも学校給食についてはここで書いたが、同じようなことを。
私達昭和の時代の給食はひどかった。
マズイのオンパレード。
栄養のバランスとは「まずい」と同義であることを勉強した。
最近の給食はおいしいと友人の教員から聞いたことがある。
時代は変わったのかな。
一方、それは大人の感覚であって子供は違うようだ。
大阪では残飯の問題。
たくさん残すそうだ。
昭和だったら全部食べるまで許してもらえなかったが、時代が違う。
いらなければじゃんじゃん残飯のバケツに放り込めばいい。
子供が食わないのならいくら栄養のバランスがよくても無意味だ。
地域や学年にもよるらしいが、1食400円前後らしい。
月曜日はハンバーガー産業から1社、
火曜日は牛丼産業から1社、
水曜日はコンビニ産業から1社、
木曜日はスーパー惣菜産業から1社
金曜日はパン産業から1社、
と持ち回りで仕出ししてあげれば子供たちは大喜び。
小中学生は近未来のもしくはすでにお客さんである。
各社予算内で思考を凝らすに違いない。
栄養のバランスも案外いいかもね。
子供たちも「先週のマックより今日のモスバーガーの方が美味しかったね」
「弁当はベルクスより成城石井の方が美味しいね」
などと、食に対する興味関心も高まるだろう。
もちろん、利権に執着する役所が子供たちのためにそんなことをするわけはないが。
閉鎖されたセンターで閉鎖された仕入れをして基本的に利益を出すことはない。
栄養士や調理のオバハンの雇用も握っている。
それを大企業にまるごと持っていかれることを好んでするわけがない。