母親を買い物に連れて行ったあと、ホンダディーラーへ。
馴染みの営業マンは不在との事だったが、試乗したいと言うと快く応じてくれた。
フィットは先日ビッグマイナーをしたとのこと。
このところジェイドやベゼルなど、いい感じのホンダなので期待していった。
まず長所から。
発進してまず感じたのがミッション。
思わず「CVTだったっけ」と聞いてしまった。
この世代からホンダHVはツインクラッチである。
発進時の不自然さが全く無かった。
次に、サスペンション。
そこだけ注目すれば高級車のようにしっかりした感じ。
ふわふわした感じやストローク不足などが一掃されている。
快適なんだよね。
フィットでここまで来たか、という感じ。
安っぽさがない。
短所を。
営業マンは1.5のエンジンにモーターアシスト、と加速がいいと言うのだけど
相変わらずのフニャフニャのエンジンだよね。
トルク感がまるでない。
1.3です、と言われれば「そんなものだな」と信じてしまう。
せっかくのツインクラッチなのにアクセルを踏んでもダイレクト感がまるでない。
燃費が良ければそれでいい、という人向きだね。
ホンダもフィットHVを買う人はこの程度の要求度だと高をくくっているのだろう。
ハンドリングは思ったより良くない。
サスがしっかりした分、もう少し曲がってくれるかと思ったが。
これもまたフィットとはこんなものだとという設計思想なんだろうね。
決して悪くはないのだけどね。