大学の講義は中学レベルに文科省がダメ出し

今さら何を言う。
30年以上前に高校全入政策。
どんなバカでも高校に入れるようにした。
この時点で分数計算出来ない高校生が全体の2割とかになる。
このへんで高等教育はリセット。
全体の2割から3割は従来の高等教育で、
大学進学を目指すことになるのだが。
その3割ラインというのが私のようなレベル。
高校の勉強も大したことないのに大学でまともに勉強できるのか。
ところが、その後大学全入時代になり、希望して
お金を払うことができるのなら大学生になれるという政策。
そのへんで話はむちゃくちゃなんだけど、
儲けようとする人たちと認可する人たちの利害が一致して現状になる。
つまり、今さら文科省がつべこべ言う話ではないのである。
先日、小学生用の中学受験の参考書をシャレで格安で購入した。
内容はほぼ中学の教科書の内容を網羅している。
実は私もウン十年前、中学受験で開成、早稲田を落ちた経験がある。
毎日のように夕刻に塾に通っていたけど。
その程度の学力では中堅の大学がせいぜいなのである。
大学生が増えたからと言っても、それだけ全体の学力が上がったわけではない。
高校生の半数前後が家庭学習0時間だそうだ。
それなのに大学進学率だけが50%を超えるというのは明らかにおかしいのである。
さらに
近所のスーパーでは近隣の特定の高校の生徒はバイトとして雇わないそうだ。
私は中学を義務教育から外せば良いと考える。
勉強をする気がないのなら最初から行かなければよいのである。
そうすれば理論的に自然に不登校もいじめも減るのである。
その代わり、勉強したい人には年齢に関係なく門戸を開くべきである。
我が子が中学生高校生になるにしたがって自分のバカさ加減を
痛感している親も少なからずいるだろう。
ところが、ほとんどの場合それをひた隠しするだけである。
学び直ししたいという気持ちがあってもシステムがない。