英語の大学入試 外部試験活用へ

英語の大学入試の在り方について検討してきた文部科学省有識者会議は
「聞く・話す・読む・書く」の4つの力を計ることができる外部試験の活用を進めるため、
協議会を設けて具体的な指針を定めていくとする報告をまとめました。
というNHKニュースを見た。
この人達はさぞ時間を持て余しているのだろうな。
もう少し、日本のこと、子どもたちのためになる活動をすべきだと思うけどね。
ポイントを整理してみた。
その一 
大学入試とは何なのか。
それほど隅々の学力や能力を数十分でテストすべきことなのだろうか。
教育の本質と大学入試をイコールにする必要はないし
イコールになるわけがない。
その二
誰に対する改革なのか。
そもそも大学入試を受ける人がどれだけいるのか。
今では大学進学率が短大も含めれば6割というデータもある。
ところが、実数はわからないがかなりの割合で推薦などの
本来の大学入試を受けること無く入学している。
ますます、この人達は誰のために会議をしているのかわからない。
その三
誰のための改革か。
少なくとも高校現場の教員のためではない。
少なくとも試験や科目が増える受験生のためでもない。
少なくとも入試の手間がますます煩雑になる大学のためでもない。
つまり、会議をやってお金をもらう自分たちのための改革か。
その改革のお陰で仕事が増える塾や予備校のためか。