寝台特急北斗星廃止へ

覚悟をしていたことだが、いよいよ現実のこととなった。
北斗星がなくなると同時に、ブルートレインもなくなるということだ。
青い寝台特急が完全に過去のものとなる。
記事にはブルートレインという言葉も死語になるとあった。
一部の田舎の人達は新幹線と浮かれているそうだが
田舎にイオンができるのと違って、普段利用するわけじゃないだろ。
ひたすら『おらが街にも』という発想で政財界も動かして引っ張っているが
地元の人に言いたい、『赤字にすんなよ』
観光業界や商工会の新幹線バンザイ派の人たちは毎日とは言わないが
週に一度くらいは新幹線に自腹で乗れよ。
まさかとは思うが自家用車で通勤などするなよ。
不便で時間がかかってお金もかかる公共交通機関を使って通勤せよ。
それが新幹線誘致ということだ。
自分たちはクルマを使って他の人のお金で新幹線を誘致して
他の人に新幹線に乗らせるというのは間違いである。
北陸新幹線にしても東北新幹線にしても、開業によって失われたものが大きすぎる。
その分、利益を誘導した地元がちゃんとかぶらなければならない。
特に北海道の札幌より手前の人たち。
東京へ行くのに間違っても千歳から飛行機に乗ってはいけない。
函館まで在来線を使い、新幹線に乗り換えて東京に向かうこと。
特に地元の議員さんは絶対である。
以前にこんなことを書いたら、「あなたはわかっていない」とのコメントを。
そんなに便利になりたい、都会に近づきたいのなら
私の住んでいるような地域に住めばいい。
都心まで1時間もかからない。
新幹線なんかいらない。
その代わりゴミゴミしているし、道路は混んでいるし、空気も水もまずいし
里山も温泉も近くにないし(スーパー銭湯ならあるけど)。
田舎の快適さを満喫して都会の便利さを求めて、
他人のお金で観光収入まで当てにするというのはちょっとねえ。