妊娠4カ月の女性電車に接触死亡

かわいそうな事件である。
このニュースのポイントは施設の安全管理でも病気でもない。
人間の行動なのである。
このところ、薬物や病気が原因と思われる事故が取り上げられている。
ドラッグをやったから、事件を起こしたと言うのだが
ドラッグをやっている人が全員事件を起こすわけではない。
糖尿病にしても同じことが言える。
私が言いたいのは、意識がもうろうとした時にどんな行動を取るかである。
この不幸な女性は気分が悪くなって列車に向かって行ったそうなのである。
普通の人はそんなことはしない。
ハーブを吸って、フラフラになった時はへたりこんでいればいいのに
わざわざハンドルを握ってしまう。
さらに、わざわざ人混みに向かって行ったわけで。
話は違うが、女にふられれば酒のんで失恋ソングを聞きながらたそがれるのが普通だが
女のアパートに押しかけて大声出したり包丁振り回したり。
自滅的な行動を取る人は危ないのである。
ドラッグや病気が悪いというイメージだが
それは引き金に過ぎず、もともと持っているものが危ない。
これは酒を飲み過ぎて特徴がある人と同義かも知れない。
普段はおとなしいのに酒を飲むと大声出して、笑う怒鳴るつっかかるなど。
99%の人は、そのへんでバランスをとっているのだけど
残りの人がサッカーの渋谷の馬鹿騒ぎのような行動を取る。
それでバランスをとっているのだけど、さらに一部の人は破壊行為や暴力行為に及ぶ。
そこまで行ってしまえば原因がドラッグか酒かはどうでもよくなり
ただの犯罪者なのである。
気分が悪くなった時、心が強く傷ついた時、自分の立場が逆境にたった時
どうするか、どうするかを教わったかどうかが大切だと考える。