コロナ感染拡大

有名人のコロナ感染のニュースを見るのは興味深い。
コロナウイルスはその人の行動のリトマス試験紙になっている。
先日の阪神選手の事例では球団から懲戒があったという。
早い話がやってはいけない行動を取ったとのこと。
コロナ感染者に落ち度がある場合が多いのが特徴だ。
繁華街でインタビューに答えている人たちは基本的に落ち度である。
不特定多数の人が集まるところへは行かないほうがいい。
私はサービス業ではあるが顧客は決まった人としか会わない。
万一感染したとしても感染経路は確実に追える仕事だ。
しかしながら多くのサービス業は不特定の客相手だから対策はさぞ大変だろう。
スーパーのレジなど最前線と言っていい。
ところがちゃんと気をつけているサラリーマンやスーパーの従業員などが感染したという話は聞かない。
医療などの最前線以外の人の感染はキャバクラ宴会カラオケなのである。
追跡すると落ち度満載なのである。
これだけ多くの人が神経質になって生活に気をつけているのに何百人も感染するのはトランプみたいな人がいるということ。
そんな感染者が近くに一人いればマスクを付けていたってウイルスは飛び散りその一部が私らに付着する。
1時間毎に換気していたって59分のときは部屋に飛沫が蔓延していることになるわけで。
そんなやつがいなければマスクや換気の有無に関わらず誰も感染しない。(当たり前だ)
正しく恐れるというのはマスクやアルコールというアイテムのことではなく、正しい行動をすることだ。
多くの人が正しい行動をとればコロナは終息に向かうが、サービス業などの経済的影響は計り知れない。
今でも航空などの運輸が瀕死、飲食業も小さいところから店をたたんでいる。
テレビではgotoで「○○円お得」などと面白がって騒いでいるがいずれ『コロナ復興税』のような増税があるだろう。
酒を飲むのもカラオケも悪いことではない。
でもね酒を飲んでつばを飛ばして大声出してスッキリするような行動パターンはコロナの有無に関係なく迷惑なんだよなあ。
結局本人とお店はいい気分なんだけど大声を聞かされる付き合いの後輩や家族には逆にストレスになるわけだし。
コロナはそういう意味でも生活様式を変えてくれる。
もう一つ
北海道だそうである。
半年前も北海道がいち早くコロナ対策をしていた。
それでも北海道民なのである。
コロナウイルスが好む行動が大好きなんだろうね。
北の大地にはそういう道民性が根付いているのだろうか。
すすきのを封鎖すれば終息に向かうのか。
封鎖解除すればもとにもどるのか。