円安×燃料や食品値上がり

選挙前から経済対策優先の自民党優勢のため株価が上がりだした。
後を追うように円が下がりはじめる。
日本経済にとってはいいことなんだけど。
自民党はもともとが業界優先の考え方。
平たく言えば金持ちと社長さんのための政党である。
経済が潤えば私達平民の生活も良くなるのだけど、それはあくまでも理屈。
会社が儲けたらすぐに全部を社員の給料にしてくれない。
いろいろ苦しい理由をつけられるのがオチ。
さらに、業績だって決算してはじめてわかるわけで今すぐわからない。
なのに急激な円安で今すぐに輸入品が値上げである。
ガソリンなど一気に10円上がったよね。
ネットニュースではPC部品が値上がりとのこと。
円高は10%程度だけど値上げは20%近いものが多い。
そもそもガソリンだって半分以上が税金、10円の値上げは上げすぎである。
経済の原則、値下げはゆっくりと、値上げはすみやかに、である。
そして、私達平民の給料は来月上がるということは無い。
多分、当分は上がらないだろ。
どうせ原材料の値上げで…といわれる。
つまり、自民党の言うとおり株価が上がって、円が下がって、ゆるやかなインフレが起きても
私達平民は一切得をすることはない。
それでも、何も良くならなかった民主党より景気だけでも少し良くなる自民党を選んだ訳だ。