橋下徹じゃんけん発言に憤り

ニュースを見ているとものすごく低俗な政治活動、選挙活動に辟易とする。
何よりも橋下徹に代表される庶民ウケする発言。
3年前の民主党の成功が原動力。
とにかく貧乏で政治には無縁の庶民にウケる発言の連発。
公務員批判、教員批判はその代表例。
ネットでもこれらの記事がウケている。
橋下徹はそのへんを敏感に察知している。
ただし、民主党の失敗もあるし世間からも案外早期に飽きられる可能性大。
次に離党する人たち。
すでに政治信条もへったくれもない。
全く、理念が反対の政党へ移籍している。
プロスポーツならまだしも政治は違うだろ。
どう動けば選挙に有利かだけで行動している。
それでもこいつに清き一票を投票する人が少なからずいるのだろうけど。
さらに今日のニュースで
滋賀県の嘉田知事が「脱原発」を旗印とする新党の結成を検討しているという。
これもまた、市民運動に乗じた話ではあるのだけど。
今日はこのニュースの前後に関電が電気料金の値上げを申請したというニュース。
私も原発には反対の立場だが、それは原発を作ることへの反対。
すでに稼働している原発を止めて、電力不足や火力による二酸化炭素排出増加、
さらにそのための貿易赤字増加、原油高騰、経済失速を容認はしていない。
自民党の過去の失政はちゃんと検証して欲しいところだが
今ある原発を無理やり廃止して我々が得るものはほとんどない。
それでも耳障りのよい『脱原発』は物事をあまり深く考えない市民には魅力的なようだ。
脱原発を訴えた民主政権は大間原発の工事は続行を明言している。
つまり『脱原発』など実は絵に描いた餅なのだ。