元日の“あけおめメール”、午前2時ごろまで控えて

“あけおめメール”のお陰で回線がパンクするそうである。
何が目的でそれほど多量のメールを発信するのか。
多分、日本全国同じ時間に年があけるので報告は無意味である。
挨拶だから、と言われそうだが挨拶を人様に迷惑をかけてまでするものではない。
こんな迷惑メールをありがたがる人たちは普段学校とか職場で
『ちゃんと挨拶しろ』と言われている、挨拶できない部類の人のようにも思える。
もうひとつ、
そもそも、年があけることをおめでたいとは思わない。
私ぐらいの年齢になれば『門松は三途の川の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし』である。
正月や誕生日を祝う気持ちにはなれないわけで、
「ああ、また一つ歳をとるわけだ」とくらーい気持ちになる。
「あけおめ」などと陽気に騒ぐ若者は歳を重ねることをとても良いことと感じるのだろうなあ。
羨ましいなあ。
おまけに子供たちはお年玉などと不労所得を期待している。
働かざるどころかたいして勉強もしないくせに金だけ欲しがるとは何ごとだ。
正月の期間はできるだけ若者や子供には会わないように心がけている。