ケンメリ


前回のケンメリの日記に「前回につづいて」とあったが、これがその前回の分。
前後してしまいごめんなさい。
この写真は1975年ぐらいの雑誌である。

部屋を掃除していて出てきたシリーズ。
本日はスカイライン
私の世代だと資料として出てくるのはC110型のケンメリからか。
「ケンとメリーのスカイライン!」あーなんて抽象的なコピーか。
何が言いたいのかさっぱりわからない。
それでもその言葉の余韻に酔いしれていた。
それはどの角度からみても緩やかな曲線で構成されたボディにある。
この後R32まで角張ったデザインが続くことになる。
また、R32までGTRもおあずけとなってしまった。
この110型から排ガス対策車となり牙を抜かれた羊となってしまった。
この世代からテールランプが丸型四灯になりスカイラインの伝統となった。
この世代をケンメリと呼んだことから先代をハコスカと呼ぶようになったという説もある。
おかげでしばらくスカイラインの新型が出ると無理矢理愛称を付けるようになった。
クルマのCMとしてはこの「ケンとメリー」は成功作の筆頭だろう。
これと対抗するのがほぼ同時期「トヨタスプリンターリフトバック」。
そう、あのアグネスラムが登場して小中学生だった私もCMに釘付けとなった。
次点として三菱のエリマキトカゲかなぁ…