今回の内閣不信任案と

今回の内閣不信任案の自民党の行動は政局としては外れていない。
しかしながら、大震災に乗じた行動は火事場泥棒のようで人道的にはどうか。
復興の最中に故意に政治的空白をつくろうとしたわけで褒められたものではない。
たとえ不信任案が通ろうとも褒められる話ではないのだ。
そのようなリスクを承知での不信任案なわけで責任は生じるだろう。
たとえ総選挙になったとしても、自民党に一票を投じられるのか。
かたや命拾いした民主党であるが、こちらも火事場泥棒ごとく増税案である。
結局、だれに政権を任せても被災者を含めた末端の国民のことなど考えてはいない。