ヤフーのHPの電力消費量のグラフをいつも見ている。
供給能力を分母にしたパーセントで表示される。
当然深夜帯が低くで朝夕が高くなるという傾向なのだが。
もう少しきちんと見ると興味深いことに気づく。
東電側の供給量が日によって違うのだ。
今日は3650万キロワットである。
以前ここでこのネタを書いたときは4100万キロワットぐらいであった。
たしか震災直後は3200程度だったか。
原発はほとんど止まっているので火力と水力でまかなわれているのだろうが
大小はあるにしろ発電量をコントロールできるようだ。
とすれば、無駄に発電するのはもったいない。
東電としてはどのくらいの使用率を最良としているのか。
深夜に下がって70%を切るあたりは、素人目には「節電できてよかった」と思いがちだが
電気は貯めておけない。余剰電力は結局捨ててしまうのである。
とすれば、営業的には停電ぎりぎりの状態がちょうどいいとなるのか。
専門家の人に意見を聞きたい。