HVプリウスがカローラを抜き新「大衆車」に

トヨタの最先端技術の勝利だな。
カローラは目立たないが実はすごい車だ。
現在はセダンとワゴン(フィルダー)を分けて算出しているが
合わせると相変わらずの登録台数は月に2万台前後ある。
もっとすごいのは、そうした実績が何十年も続いてきたわけで
ニューモデルへの開発費用も破格になっている。
たかだか200万円に満たないクルマに対して高いコストがかかっている。
これが品質となって今日もベストセラーとなっているわけだ。
対するプリウスは私がここで書くまでもなくバブルの頃から
トヨタが長いこと開発してきた傑作技術である。
しかしである。
プリウスが大衆車と表現するのはいかがなものか。
ボディだけで200万以上、多くのユーザーは諸費用、オプション込みで250万以上払っていると聞く。
250万のクルマが月に2万台以上売れるというのはある意味ミニバブルだな。
一昔前ならマークⅡやクラウンを購入する層が時代の機運や老齢化でプリウスに乗り換えたに過ぎない。
本来の意味の大衆より少しだけ富裕層が購入しているようだ。
ちなみにトヨタカローラ以外にもボクシー、ノアがある。
これも別の名前のクルマだが中身は同じである。
これも、合わせるとこの10年月15000台はコンスタントに売れている。
そう考えると大衆というのは250万から300万のクルマが買える人達の事か。
とすれば、TVなどのマスコミは貧困をクローズアップしすぎかもしれない。
連休初日の今日も私の住む東京郊外でも道路は渋滞ぎみで商業施設は人で溢れている。
日本は金銭的にも平和である。
これなら所得税や消費税の増税もどうって事ないのであろう。