皇居ランナーにマナー

中には地元の人もいるだろうが
大半はランナーも苦情を言うのも田舎から出てきた人たちだ。
誰にでも経験があると思うが、田舎から華の東京に出てきて
マナーを意識する人なんていやしない。
人ごみを歩くだけで精一杯だったはずである。
皇居ランの人気を考えてみた。
1.田舎者は人ごみが好き
まだブームになる前は、地元というよりは
近所で働く人達の体力づくりから始まったと思われる。
それがいつからか人が集まるようになると人が人を呼んだ。
2. 田舎者はビルが好き
皇居は興味ないようである。
丸の内や赤坂や永田町のビルが好きなのである。
3. 田舎者は東京駅が好き
上野公園のランニングはダメなのである。
上野駅は田舎者の香りがする。
田舎者は田舎者と言われるのをものすごく嫌う。
東京駅で降りたいのである。
残念ながら高崎線常磐線は直接東京駅につかないので
赤羽や北千住でそっと乗り換えるのである。
4. 良いことをしている
今の時代、運動や体力づくりは美徳とされている。
したがって皇居ランをボランティア活動と同等の美徳と考えているのだろう。
良いことをしているのに注意されることに驚いているはずだ。
この辺も冒頭に書いたように田舎から出てきた人には
そんなにいろいろなことは考えられないのである。
5. 人の群れに群がる人
人が集まるところにはその財布を狙っている人がかならずいるわけで。
ウェアだのシャワーだのロッカーだの、最後には客室だのと金を取る人たちが暗躍している。
私は夏の海が嫌いである。
砂浜に無数の人とゴミが溢れかえる。
ところがなかなかマナーとは言われない。
変に規制すると海の家などの観光産業が困るからである。
客のマナーを置き去りにして金を稼ぎ、ゴミだらけの浜を清掃している。

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いろいろ考えるとこれでいいのだ。