「殺人割り算」教諭が自己退職

家に帰ってテレビを見れば
水戸黄門でも二時間ドラマでもコナンでもワンピースでも
毎日たくさんの架空の殺人が起きている。
一部のゲームでは相手を殴る蹴る撃つなどして倒すのが面白い。
テレビの倫理では架空だからいいようである。
でも、学校はダメみたいだ。
学校ではたとえ話でも人が死んではいけない。
外国人や障害者を悪く言ってはいけない。
いじめどころか仲間はずれもいけない。
体罰や暴力もいけない。誰も悲しまない、誰も傷つかない。
学校は夢のような場所なのである。
だから教員も生徒もみんなニコニコ、楽しそうなのである。
だからこの教員は処分をうけても退職してもしかたがないのである。
この教員がいなくなればこのクラスも学校も教育界も格段によくなる。
これでいいのだ。
この教員を非難したネットの住人たちもマスコミもさぞ満足していることだろう。