2012

比較的新しい映画を観た。
せっかくの大作なのでスクリーンを下げてプロジェクターで鑑賞。
この手の映画は最初のシーンで刺激的なシーンがあるものだが。
隕石が落ちてきたり、航空機が墜落したり、
私が一番好きなのが『ザ・コア』でスペースシャトルが不時着するシーン。
ところがこの映画は粛々と話が進んでいく。
中盤になるといよいよ地震と地割れが町を飲み込んでいく。
逃げるクルマをうまいことカメラワークが盛り上げる。
今度は飛行機。
小さなプロペラ機がUSJの乗り物のごとく逃げまくる。
大きな画面で見ると身体が動きそうだ。
さらに登場するのがロシアが誇るアントノフまで登場だ。
この辺は飛行機マニアにはたまらない演出だ。
最後は人類を救うべき現代版『…』
新しい映画ゆえあまり細かく書くのは好ましくないか。
この手の映画はついこの間観た『ノウイング』みたいに最後は宇宙人か
アルマゲドン』のように地球が救われるか、というのが多いけど
今回は割と正統派、欧米人が好きな宗教観に基ずく結末だったかな。
至る所に甘甘なシーンやセリフを織り込んで退屈する。
2時間半の長編だが、甘甘シーンをカットして2時間で良いのではないか。
よくできた緻密なCGは見ごたえがある。
星4つ(5点満点)