子供が嫌いなたべもの、その2

よく親が子供に「残さずに食べなさい」という。
祖父母は孫に「いっぱい食べていい子ね」と褒める。
それはそれでいいことなのだが、良くない場合もある。
「うちの子はあまり食べない、食が細い」という親。
ところがその子供は丸々太っている。
理由は簡単で間食とジュースの与え過ぎである。
よくよく見てみると親が食い過ぎである。
親子で丸々太っているのはかなり見苦しい。
(ちなみに私もその見苦しい人である)
栄養学を勉強したわけではないが、本当におやつは必要なのだろうか。
学校に務めていて子供を見ていて思うのだが
子供たちは午後の授業が終わって、部活動に散っていく。
暗くなるまでスポーツや文科系の部活に汗を流す。
その時にポリポリとお菓子を食べている生徒はほとんどいない。
逆にスポーツをやらない女子のほうが休み時間からお菓子をポリポリ食べている。
全員ではないがかなりの確率でデブである。(もしくはデブで悩んでいる)
この飽食の時代にオヤツなどで栄養の補給をするなんていうのはナンセンス。
三食をきちんと時間通りに食べればいいのである。
まして、容量が少ない幼児に三食の他におやつだジュースだのは食い過ぎだ。
子供なんていうのは、多少痩せていていつもひもじい思いをしているくらいが調度良い。
大人が間食を推奨するなど間違っている。
それでも、ピーマンが嫌だの人参がきらいだの言うなら食わせなきゃいい。
腹が減っていれば白米だけでももりもり食べる。
離乳食からいろいろな物を食わせるなんていうのはアレルギーのもとだ。
おかゆだけ食わせれば良い。
偏った食生活はよくないと言われるのだが、それはこの数十年の話。
昭和以前から数万年前のサルの時代まで人類は
その土地で採れるものしか食べられなかったのである。
月に何度もマクドナルドを食べさせる(食べる)親の気がしれない。
高カロリーとか高脂とかと屁理屈を言う前に日本にもともと無い
日本人に合わない食べ物が日本人に良いわけがない。
ちなみに欧米でもよくないと言われているようだが。
(前にもここで書いたように体に良くないものが美味しい!!)