嵐山線に車で進入の男

実に興味深いニュースである。
ポイントを整理してみた。
1.京福電鉄嵐山線
京都を代表する鉄道である。
平均速度も遅く一部路面電車ののんびりした鉄道である。
そんな鉄道にぶつかって死のうとなぜ思ったのか。
大いに疑問である。
2.クルマで線路に
一部路面軌道なのでその気になればいつでもぶつかっていけるのに
なぜ普通の軌道部分にわざわざ侵入したのか。
大いに疑問である。
3.緊急停車
もともと路面電車の色合いが強い車両なので速度も遅いし
ブレーキの効きも良い。
当然、ぶつかる前に停車できた。
流石、嵐電である。

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というわけで謎の多い事件である。
本気で電車とぶつかって死にたいなら数キロ先の山陰線の嵯峨野に
踏切があったと思われるのでそちらの方が確実だ。
時速100kmぐらいは出していたように思う。
まあ、どちらにしろ自分の自殺の都合で電車を止めたり
壊したりするのは言語道断である。
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