浜名湖で新幹線を撮影する--その2

物心がついた頃、誰かから新幹線の絵葉書をもらった。
ずっと大事に持っていた記憶がある。
その中でも特に目を引いたのが、浜名湖の鉄橋を渡る新幹線である。
後に、雑誌やネットでもよく目にする有名な構図だ。
一度そこを訪れたいと思っていた。
今回の旅行の目的地でもある。
新居町駅から国道1号を1.2kmである。
跨線橋で多少遠回りしたものの、そこから400mぐらい。
場所は下りの東海道線車窓から確認する。
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左側の橋が国道1号、その橋のたもとに釣り船屋が見える。
その敷地を通らないと撮影ポイントに行けないことを先人のブログで学んだ。
店先であいさつをして湖畔に降りることに承諾を得る。
階段を降りて船着場へ。
そこから東海道線の橋梁をくぐれば目的地である。
ところが船着場からは幅30cmない通路を進む。
それもところどころ鋭く折れ曲がっている。
さらに波がかかるため滑りやすい。
私はカメラバックと旅行用のボストンを持っての行軍で危ない思いをした。
8歳以下の子連れは諦めたほうが良い。
hamana1turo0539.JPG こうして東海道線と新幹線の橋梁に挟まれたポイントに到着。
ここは、幅が60cmぐらいあって荷物を置いて座って休むこともできる。
が、フナムシやアリがたくさんいて座り込むには勇気がいる。
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さて、いよいよ撮影である。
このへんは新幹線も最高速度で電柱に干渉しないように撮影するのは練習が必要。
また、横長の構図で案外決めるのが難しい。
1時間ぐらい35度の潮風にあたりながらのんびりしていた。
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