ギリシャ不安で株安

ギリシャの政情不安、経済不安で株安とのこと。
ユーロ安に始まった話らしいのだがどうも納得できない。
日本にとってギリシャ経済など平均株価350円には相当しない。
特にどうって事ないのだが、こういう経済ニュースには
日本の株価には朗報なのである。
株価が下がって朗報なんてことはないのだが、株価が大きく動けば得をする人がいる。
それは証券会社だ。
株価が動かなければ売りも買いも無い。
動くことが大事なのだ。
その片棒を担いでいるのがマスコミだ。
さも、経済に大打撃を与えるかのような記事と意味のない映像だ。
ああやって不安を煽ることで売り注文を受けるわけだ。
株価は値下がり証券会社は儲かる仕組みだ。
明日か週明けには戻るだろうから買い注文で儲ける。
JALの株が1円2円になったとき。
多くの株主はもう紙切れだとあきらめたところに証券会社から電話が入ったそうだ。
「2円で売れれば2000円になる。少しでもお金にした方が良い。」
との話である。
その株主は2円で売ったそうだ。
ところが明細をみてびっくり。
売買金額2000円に対して証券会社の手数料が1900円だった。
株式が紙切れ同然になってもしっかり手数料をとるのが証券会社だ。
最後の一滴まですする証券会社のこと。
ギリシャの経済などどうでもいいのだが株価が動くのが利益なのである。