北海道へ出発の日、東京地方は晴れ。
天気が良くてよかったネと言いつつ出発カウンターヘいくと
飛ぶかどうか分からない、天候調査中とのこと。
千歳空港は吹雪だそうだ。
結局、ダメなら羽田に戻るという条件付きで離陸した。
福島県上空までは天気が良かったがその先は雲の下。
ベルトサインがついていよいよ着陸となっても機内モニターは真っ白のまま。
窓から地表が見えた頃はすでに滑走路直前であった。
ところがポケモンジェットのパイロットがすごいのか、
見事にスムーズなランディング。
経験した747のフライトの中では一番のランディングだった。
千歳空港は猛吹雪、見る見る機体に雪が積もっていく。
あの視界で、あの吹雪でよくぞ着陸できたものだと思っていたら
何と後続の機体も次々に着陸し、また客を乗せた機体が離陸して行く。
どうしてこんな荒天なのに普通に離発着しているのか。
千歳空港は不思議な空港である。
