信頼できるクルマの整備

去年、日産でオイル交換をした。
この時に頼みもしないのに一通り点検をしてくれたようである。
頼みもしないがプロの目でクルマを診てもらうことは悪いことではない。
ところが、なんとなく異変に気づく。ハンドルが重い。
スタンドに入ったときタイヤのエアを調べると少なかった。
ものすごく少ないわけではないが規定値より0.2ほど少ない。
私は規定値より0.2ほど高めに入れるので違いは大きかった。
たぶん日産の点検で高めだったのを適正値にしたのだろう。
もしかしたら他の同等のクルマと同じ値にしたかもしれない。
私のクルマはフロントタイヤは他車よりやや高めの規定値のようだ。
適正値にしたのだからメカを責めることはできない。
先日、トヨタで点検とフロントタイヤの交換をした。
車検証を取りに行ったときにメカにタイヤの空気圧を聞いた。
タイヤを外すときに空気圧が高めだったので、高めにしておきました」と回答。
それぞれのお客の癖や乗り方を配慮した整備に感激した。
一昔前は整備から上がってくるとやけに乗りにくいことが多々あった。
それはクラッチやブレーキのあそびを調整するからだ。
だんだんすり減ったりヘタったりしてミートポイントがずれていくのを調整される。
これは正しいことなのだが、急にずれると運転しにくいものだ。
今はクラッチがなくなりブレーキは自動で調整されるシステムもある。
つまり整備や客の感覚に依存しない部分がほとんどになった。
それでも、こうした微妙な客の癖を読み取ってくれるメカはやはり信頼できる。
この千葉トヨタの整備工場は何度も技術コンテストで優勝経験があるそうである。