マンマ・ミーア!

いろいろなサイトでレビューを見たがそこそこの高評価である。
私が☆二つというのは少数派ということで。
ポイントを整理してみた。
1.ABBA
基本はABBAが好きでなければならない。
この点は私も合致している。
実はここが大事でこの私でさえABBAが好きだという理由でこの映画を観たこと。
もし、ABBAでなければ私は絶対に観なかったはずだ。
2.ミュージカル
ミュージカル映画であるからミュージカルが好きでないとイケない。
よくタモリが「急に歌い出したり、嫌いだなあ」と言う。
私も同意見なので観ていて辛い。
3.おばさん向け
おばさんの定義が難しいところだが、女性向けの映画であることはよくわかる。
60歳になるメリル・ストリープなどのおばさんおじさんが踊って歌う。
この歳になっても元気だぞー、と元気を貰える人には楽しい。
4.家族で
景色もいいし音楽もいいし、娘の結婚というテーマもいいし
子どもが高校生ぐらい以上の女性なら母娘で観るにはいいかな。
父息子で観るのは気持ち悪い。
5.シモネタ
随所にビミョーなシモネタ。
映像は至って健全なので口先だけのシモネタだが。
6.はじけているおばさん
60歳になるおばさんがハイテンションで歌って踊るのをじっと見ているのは
私にとっては辛いものがある。
ラストシーンは恋が実ってブチュー…やっぱり無理。

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ヒットした割には極めてピンポイントのターゲットの映画であることに気づく。
裏を返せば、ピンポイントのおばさんが世の中に多いと言うことなのだろう。
SEX AND THE CITY」とほぼ同じターゲットかな。