交通事故死者 高齢者が半数に

交通事故が減っているというのは良いことだ。
それだけ世の中の不幸が減っているということ。
交通事故の99%は起こしたくないのに起こしてしまったこと。
特定の相手を傷つけよう殺してやろうという犯罪とは違う。
だったら起こさないに越したことはない。
ポイントは違うところにある。
ポイント1 若者のクルマ離れ
クルマに興味がない、運転しないという若者が都会を中心に増えている。
先日我が家に営業にきた20代の銀行員が「いいクルマに乗っていますね」とほめる。
「近くで見ていいよ。」と言うと、クルマに近づき
レガシィですか?」と私に聞いた。
インプレッサとレガシイの区別もつかないのならクルマの話をするなよ。
と、ツッコミたくなる。
その程度の区別がつかないことは彼らにはおかしいことではないのだろう。
最近、チンタラ走っているクルマの運転手を見るとジジイやババアではなく
若い人だったりしてびっくりすることが増えた。
ポイント2 失うものがない年寄り
全員ではないのだがケガや死をも恐れないと思われる年寄りがいる。
歩行者ならこちらも避けやすいが、フラフラ自転車や枯葉マーク軽まで
よく生きているなあと思わせる傍若無人ぶりである。
免許センターで見せられる交通事故ビデオをみても何も感じないのだろうな。
自分がけがをすることも家族が不幸になることも平気なのである。
社会的信用や世間体も何もないのであるからどんな迷惑な行為もへっちゃら。
法律などにある歩行者優先などを相手が良ければよいのだ、という
身勝手な考えの上で道路を占有している。
万一怪我をすれば相手が悪いと連呼する。
これまでの飲酒や無謀運転は罰金や懲役や懲戒などで減らすことができたが
これは失うものがある人達には有効であった。
年寄りの事故を減らすのは大変だと思うな。