もどき食品

サイゾーネットニュースで面白い記事。

●タラのすり身のエビフライ
 スケトウダラや鶏のすり身にエビの風味をつける添加物(エビパウダー)を加え、小ぶりのエビの周りに結着させていくと......特大エビのできあがり! 衣で身が見えないエビフライには、こうしてかさ増ししたものもあるのだとか。冷凍食品などを買うときは、原材料欄を確認し、エビ以外のものが使われていないか要チェック。

●大豆で作るチキンナゲット
 チキンナゲットと名乗る以上、チキンの肉だけで作られているものと思いきや、さにあらず。少量の鶏のクズ肉に、でんぷんや大豆タンパク、スケトウダラのすり身でかさを増やし、大豆タンパクを加工して作った繊維を加えて固めると鶏肉モドキが完成。これに衣をつけて揚げれば、よくある低価格なチキンナゲットに。

●赤身&マーガリンのネギトロ
 マグロの中落ちや脂の乗ったトロを細かく刻み潰したネギトロ。美味しさのポイントは、なんと言ってもトロッとした脂。しかし、格安で売られているネギトロには、マグロの赤身に植物性油脂(味のついていないマーガリンのようなもの)や添加物を加えたシロモノも多いのだとか。この方法なら大トロも激安で作れる?

●代用品を使った格安寿司
 格安で高級な寿司ネタを提供している店には理由がある。大量仕入れなど企業努力によるものの一方で、よく似た素材を代用している場合もあるらしい。ロコ貝はアワビ、スギはカンパチの代替食材として用いられる。格安店で「エンガワ」とあったら、ヒラメではなくオヒョウという魚を使っていることが多いのだとか。

●牛乳も卵も入っていないアイス
 牛乳にバニラエッセンス、卵黄、砂糖、生クリームなどを加え、かき混ぜながら冷やす。これが、一般的にイメージするアイスクリームの作り方。しかし、市販の多くのアイスクリームは、卵黄の代わりにレシチンなどの大豆由来成分、牛乳の代わりに植物性油脂を使っているらしい。これで材料費は大幅にダウンする。

ネギトロとすしネタは聞いたことがあったがチキンナゲットなどは目から鱗である。
健康に害は無いとはいうものの、回転寿司での表示は不当表示にならないのかな。
もう一つ、低コストの安物は本物に比べると確かにまずい。
最後のアイスクリームは代表例だ。