おくりびとを観た

今頃になっておくりびとを観た。
結論から言うと面白かった。
本木君はいい味出していたと思う。
ストーリーは風呂屋のオバハンが死ぬところまではぐいぐい引き込まれる。
ところがこのときの納棺から話が見えなくなる。
妻役の広末の心の動きもよくわからないままラストまでいってしまう。
また、主人公と父親とのつながりもよくわからないまま終わってしまう。
特に説明じみたシーンも無かったので見たままのラストとすればひねりが足りないかな。
逆に説明じみたシーンをあえて入れなかったところに美学があると見るべきか。
この映画はほとんどの役者がボソボソしゃべるものでTVのスピーカではどうも聞き取りにくい。
たいしたサラウンド効果など期待していなかったが、セリフが聞き取りにくいので
仕方なくAVアンプをonにして5.1chで観ることにした。
山形(多分鶴岡)のきれいな風景も良いアクセントになっていた。