民放の１９時台といえば、愚にもつかないバラエティーやクイズ番組が垂れ流されている。
私もずっと以前からゴールデンの番組について批判してきた。
それでもまったく改善が見られないのは、その時間帯は私のような
ある意味普通のおじさんはＴＶなど見ないと思っていた。
ところが19時のＮＨＫニュースは視聴率ランキングに毎週ランクイン。
実は普通の大人たちが見るべき番組がこれしかなかったということ。
まあ、最近はＢＳや有料チャンネルや有線などの選択肢が広がったので
地上波にそれほど執着することもないのだが、
民放の18時台のニュースもグルメやブランドばかりで正当なニュースが少ない。
これだけ多チャンネル時代なので選択肢が無いという不条理。
「民放が危機感を持ち、真剣にニュースやドキュメンタリーを作るなら大歓迎です」
と、放送ジャーナリストの伊勢暁史氏はこう言う。
「ここ数年、いい加減で安直なバラエティーばかりを流していた民放は視聴者の信頼を
完全に失っています。視聴者のテレビ離れが進んでいることとも無関係ではありません。
民放には今こそ良質なニュースや情報番組を数多く作ってもらいたい」
テレビがやっと“正常”な状態になる？
(記事は日刊ゲンダイより)
