ペットボトルリサイクル危機…中国に流れる

使用済みペットボトルの国内のリサイクル網が、崩壊の危機に直面している。
収集した市町村から再処理業者に引き渡されず、
認定外の事業者を通じて中国に輸出されるケースが増えているからだ。
原油高騰で資源としてのペットボトルの需要が高まっている。
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ある意味、リサイクルはされている。
認定のリサイクル業者が儲からないというニュースである。
ここでも行政と癒着している部分が見え隠れする。
制度を自分たちの都合の良いように作ってしまい
人の儲けのおこぼれをすすっている地方公務員が
考えた採算度外視のリサイクル施設であることは
中国との競争に勝てないことからも明らかだ。
年金や保険の保養センターや第三セクターのレジャー施設が
次々に倒産することに似ている。
ビジョンも市場調査もしないで事業を進めるというのは
自分の腹が痛まない公務員(それに類する人)独特の考え方だ。
そんな気前の良い話に地元の業者がぶら下がっている。
公務員は原則(あくまでも原則)税金からの予算に直接手をつけられないので
ぶら下がっている業者から間接的におこぼれをちょうだいする。(らしい)
ペットボトルはリサイクルされている。
リサイクルの危機ではないと思う。
公務員に儲かると言われて事業を始めたリサイクル業者の危機である。