介護職相次ぐ離職

高齢化に備えて介護保険制度、介護士資格というのが政策の売りにしたことがある。
私はその時に絵に描いた餅だと思っていた。
老人が増える→介護が必要になる→介護業界が潤う
というのが、サルでも分かる論法だったが落とし穴。
介護の必要な老人が介護に金を払うか、ということだ。
もっと言えば、金がある要介護老人はとっくに施設に入ったりサービスを受けている。
要は、それができない老人が激増するだろうということだ。
そこで、サル並みの脳みそしかない役人と議員が介護制度を作って
金をかき集めるようにしたわけだ。
その金にぶら下がっているのが業界。
その業界の中に教育機関も絡んでしまった。
簡単に国家資格が取得できて、国からのお金で雇用も安定する。
というふれこみ。
ところが、どんな仕事かはあまり深く話さない。
一生、痴呆老人の食事と下の始末に明け暮れる、などと言っては今時…ねぇ。
さらに、今回のネタとなっているのがお金の流れ。
結局は『富は集中する』ということ。
この場合は、業界だわな。介護士はそのおこぼれを頂戴するのみ。
高給のワケがない。