食品ロス

もう一つ
台風と全然違う話だが
だいぶ前だが姪っ子の学校に参観したとき給食を頂いた。
私らの時代と違って全部食べるまで帰れません、なんてことはない。
食いたくなかったら残せ、という指導だ。
盛り付けのときも、大盛りからいらないまで選択している。
人数の割には残飯は少ないほうだが、人気のないおかずだとそれなりにたくさん出る。
食品ロス問題もあるので、我が家などの貧困家庭に持って帰らせたらどうか
と、提案したことがある。
すると、全否定の答えが返ってきた。
持って帰らせた食べ物が悪くなって食中毒を起こされると困る。というものだった。
これは宴会で残ったものをテイクアウトしたいと言うと同じことを言われる。
必ず食中毒が起きるわけではないが万一のときは困る、という保身に基づくもの。
そんな理由で大量の食物が学校でも捨てられているわけで。
タッパーに入れて給食室の牛乳用の冷蔵庫にでも入れておけば傷まないですむのに。
食品ロスを本気で減らすつもりはないらしい。
外食やコンビニチェーンでは食品ロス対策を涙ぐましい努力でしているのだけどね。
肝心の公共機関は興味がない。
さらに殆どの学校で和食メニューでもスーパーで売られていないまずい牛乳を飲ませる。
さらに殆どの学校で全員にプラスチックストローを配る。
ストロー1本に丁寧にビニールの包装、ゴミは2倍だ。
紙パックの上面を割いて、口をつけてごくごく飲んではダメなのかな。
何もかもが昭和のままの学校給食、現代の問題に背を向けた給食にひたすら驚いた。