またまた学校で熱中症

ちょっと具合が悪いくらいでいちいち騒ぐな、という考え方もある。
しかしながら、稀ではあるが愛知のように命に関わる熱中症もある。
学校は第一に生徒の健康、命を大切にするところ、のハズだが。
東北の小学校
何周年の記念事業で人文字を空撮。
気温は32度程度だったそうだが、東北では暑いのだろう。
ヘリを飛ばすし暑いからと簡単に中止にはできなかった。
関西の中学校
炎天下でリレーの練習なのか本番なのか。
中学生など一番元気な世代。
50分以上強制的にやらせたのでなければ学校の責任は軽くなるか。
関東地方の高校
体育館に1000人ぶっこんで講演会。
ちょうどこの時期、期末考査も終わって終業式までの期間に
このような行事を差し込むのは普通のことなんだけど。
外気35度の時期に体育館1000人はねえ。
ここでも行事ありきの体質だな。
さて、
大抵が校長が記者会見をして頭を下げて「事前にもっと考えるべきだった」
と、反省の弁。
前日までこれだけ全国で熱中症の事故が起きていてマスコミでも騒がれている。
それでも生徒を炎天下の校庭に出したり、体育館にぶっこんだりするのは
実は事前にほとんど考えていなかったということだ。
もちろん、こまめに水飲みなどとテレビのアナウンサーみたいなことは言っているだろうが。
もう一つ
猛暑指数が「危険」と言われている中
全国のグランドや体育館でスポーツの県大会が行われている。
人間はそんなに弱い生き物ではない。
私も学生時代からテニスをしていた。
真夏に汗をボタボタ垂らしながら2時間はボールを追いかけていた。
それも昭和の安物のコンクリートに毛が生えたようなオールウェザーコート。
自分の立っていたエンドラインの近くは濡れていたなあ。
さらに当時乗っていたクルマにエアコンが無かった。
私の時代はすでにクルマのエアコンは標準装備だったが
中古車はまだエアコンなしがあった。
それも黒い色、窓を全開にしてアジーと言いながらドライブ。
友人は私のクルマに乗りたがらなかった。(笑)
まあ、この時代は33度ぐらいが猛暑と言われていた時代だが。