最新攻撃機


米空軍、なぜいま「軽」攻撃機なのか
というネットニュース。
コンパクトな攻撃機というのでてっきりA4スカイホークのような機体を想像。
写真を見て驚いた。
どっから見てもプロペラ機、世界大戦時の機体にしか見えない。
これが最新鋭と言うから驚く。
アメリカの主力攻撃機と言えばA10。
配備から40年というが、その搭載能力や機動性はトップクラスだ。
ところが40年前とは戦争のスタイルが変わってきた。
今の戦争は対テロと言ってもいい。
街や施設を絨毯爆撃、木っ端微塵というスタイルではない。
特定の建物に潜むテロリストをピンポイントで攻撃する。
そういうミッションでA10やF16やFA18ではオーバークオリティ。
ろうそくの炎を消すのに消化器を使うようなものだと書かれている。
こういう軽攻撃機が活躍すれば、A10などの主力攻撃機の運用が楽になると言う。
軍用のプロペラ機はC130やP3Cでオシマイかと思っていた。
後継機のC2やP1の配備が進んでいる。
ところが、再び単発の小型のプロペラ機が新造されるというから。
せっかくだから、日本でも零戦や飛燕などのデザインで最新型の軍用機を
三菱で作って欲しいな。
ここは一つ、国家事業ということでスバルの航空機部門として『中島飛行機』発足。
零戦や隼の設計製作をしてはいかがか。
1930年代に総ジュラルミン製の軽い機体を作ったように
2020年代はカーボンや強化プラスチックという新素材を使った
零戦や隼や飛燕を復活させて欲しい。
(ちなみに大戦時の飛燕は川崎製)
陸自や空自の基地に単発のプロペラ機が並んでいるという光景を見たら
「歴史は繰り返す」とつぶやく人も多いかもしれないね。
もう1つ
1960年代のSFを見るとVSTOL機はジェット噴射ロケット噴射である。
ヘリコプターのように頭上に大きなローターで上昇するというのは
時代遅れのような印象だった。
ところが、昨今、空飛ぶ○○という映像を見るとほとんどがドローンの応用。
複数のプロペラで浮かぶというのが主流だ。
空気の中を飛ぶというのにプロペラ機というのは理想形なのかもしれない。
国内で一番過酷な条件で離発着できるのも海自のUS2だしね。