違う


FA18は70年代の設計、80年代から配備になった。
比較的新しい機体である。
あの名機のF14トムキャットをあっという間に駆逐した。
いろいろな制約がある海軍機の理想を追い求めた機体である。
FA18という型式は同じなんだけどいつの頃からかバージョンアップ。
ホーネットからスーパーホーネットとなった。
基本的な形は同じなんだけど、実は大きさが違う。
つまり形は似ているが実は別物ということなんだな。
資料をみると共通部品はほとんどないという。
つまり型式を変えない新型機という扱いなのである。
マニアから見ればすぐにわかるのだろうけど
厚木や岩国付近に住んでいるマニア以外の人には見分けは難しい。
自称マニアの私も上がってきたのを見ても同じに見える。
写真を見比べると大きさ以外にも違いがわかるね。
さらに爆音は小型のホーネットのほうが固めのいい音がする。
最近のニュースで岩国にもF35Cの配備が決定したそう。
ということは一番古いホーネットが退役になるのだろう。
主翼が折れてコンパクトに収納、
主翼は後退角が少なめで揚力アップ。
機体がコンパクトで燃費がいいなどなど
零式戦闘機に通じる日本の風土には馴染みやすい性能なんだな。
自衛隊が退役機体を格安で譲り受けて、ファントムと置き換えるのも悪くない。
ただ、制服組や防衛省のお役人は最新のステルスにご執心で見向きもしないだろうが。